まいぷれ北九州市編集部
■快晴のなか無事斎行された「宝恵かご道中」
1月10日に行われた小倉十日ゑびす祭。小倉十日ゑびす祭は、毎年多くの人でにぎわう小倉の冬の風物詩です。その中でも「宝恵かご道中」は、華やかな衣装とともに街を巡り、商売繁盛や地域の発展を願う大切な行事として、長く受け継がれてきました。
今回、その貴重な道中に参加された方に、お話を伺いました。
■参加者の声「育ててくれてありがとうと思いながら歩きました」
参加してみての率直な感想を伺うと、こんな言葉が返ってきました。
「とても貴重な経験をさせていただきました。着物に袖を通し、新しい博多帯を結び、かつらに白塗りの化粧をして、普段とはまったく違う自分になり、自然と背筋が伸びるような“しゃん”とした気持ちになりました。
生まれ育った小倉の商店街や街を歩くと、幼い頃から通っていたお店や、知っている方がたくさんいて、たくさん声をかけていただきました。感謝の気持ちでいっぱいになり、これまでの自分自身を振り返る、かけがえのない思い出にもなりました。
歩きながら、心の中で『育ててくれてありがとう』とつぶやいていました。
母も北九州市で商売をしているので、より身近に感じましたし、街で頑張る方々を応援したいという気持ちが、
以前にも増して強くなりました。」
■沿道の賑わいから伝わる、小倉のまちの温かさ
沿道の人や街の雰囲気についても、印象的なエピソードを話してくださいました。
「『小倉の街って、こんなに活気があるんだ!』と改めて感じました。
朝の回りからずっとついてきてくださる街の方や、遠くから応援の声をかけてくださる方もいて、とても賑やかで温かい雰囲気でした。
地元の方だけでなく、海外の方が興味を持って写真を撮ってくださったのも印象的でした。
特に心に残っているのは、黄金町商店街で打ち込みをした時のことです。
ご年配のおばあちゃんが、腰を痛そうにしながらもお店の奥から出てきて、
とても嬉しそうに見てくださいました。
その姿を見て、この小倉十日ゑびす祭は、昔から多くの人に愛されてきた大切な行事なのだと強く感じました。」
■小倉十日ゑびす祭は、新年にまちがやさしくつながる風景
小倉十日ゑびす祭「宝恵かご道中」は、新年の始まりに、まち全体がやさしくつながることを感じさせてくれる行事です。
沿道で交わされる笑顔や掛け声、足を止めて見守る人々の姿からは、この行事が長年にわたり地域に親しまれてきた理由が伝わってきます。
参加者の言葉にあったように、「育ててくれたまちへの感謝」や「これからもこの街を応援したい」という思いが重なり合い、宝恵かご道中は、今もなお小倉の新春を彩る大切な風景として受け継がれています。
福の神・えびす様に商売繁盛を祈りながら、沿道からの「がんばってね」「商売繁盛!」といった温かい声に
背中を押される――そんなやりとりも、この行事ならではの光景です。
今年は見られなかった方も、来年の十日ゑびすにはぜひ足を運び、沿道からそのにぎわいや空気感を
体感してみてはいかがでしょうか。
きっと、小倉のまちの温かさと、新しい一年のはじまりを感じられるはずです。
■十日ゑびすの雰囲気は紹介動画でもご覧いただけます
小倉十日ゑびす祭は毎年行われており、「宝恵かご道中」の様子は、参考として主催者が公開している
公式YouTubeでもご覧いただけます。
紹介動画はこちらからどうぞ。
※行事内容や実施ルートなどは年ごとに変更となる場合があります。お出かけの際は、主催者や公式案内の最新情報をご確認ください。
▼小倉十日ゑびす紹介動画から、当日の雰囲気をぜひ感じてみてください。
今年参加された皆さま、沿道から見守ってくださった皆さまにとって、
2026年が実り多い一年となりますように。
これからも小倉の商店街・商業施設でのお買い物やお食事を、どうぞお楽しみください。
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