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感染症発生動向(定点報告)

感染症発生動向(定点報告)

更新日 : 2024年5月9日
ページ番号:000002282

市内の感染症発生状況(週報) 

 市内の指定された医療機関(定点)から1週間当たりの患者報告を受けています。疾患によって、小児科定点(24カ所)、インフルエンザ・COVID-19定点(小児科・内科)(35カ所)、眼科定点(6カ所)、基幹定点(2カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。

市内の感染症発生状況(週報)(過去5週間分)
 北九州市福岡県全国
14週15週16週17週18週18週17週(前週)

4月1日から4月7日

4月8日から
4月14日
4月15日から
4月21日
4月22日から
4月28日
4月29日から
5月5日
4月29日から
5月5日
4月22日から4月28日
新型コロナウイルス感染症2.712.002.512.312.572.353.22
インフルエンザ2.510.740.600.200.290.201.07
RSウイルス感染症0.331.171.251.041.081.411.73
咽頭結膜熱0.170.420.500.330.420.630.70
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎3.462.884.083.923.794.624.66
感染性胃腸炎5.584.505.715.542.542.994.60
水痘0.130.210.420.290.130.250.18
手足口病0.080.330.421.081.581.400.58
伝染性紅斑0.000.000.040.040.040.030.03
突発性発疹0.210.210.290.540.290.280.31
ヘルパンギーナ0.000.040.040.040.000.040.09
流行性耳下腺炎0.000.000.000.040.040.080.05
急性出血性結膜炎0.000.170.000.170.000.000.02
流行性角結膜炎0.500.500.000.000.000.150.63
細菌性髄膜炎0.000.000.000.000.000.000.01
無菌性髄膜炎0.000.000.000.000.000.000.02
マイコプラズマ肺炎0.000.000.000.000.000.130.16
クラミジア肺炎0.000.000.000.000.000.000.00
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0.000.000.000.000.000.070.02

 

市内の定点報告・推移グラフ

北九州市感染症発生動向調査週報(過去5週分)

警報・注意報情報

 警報注意報は、感染症発生動向調査における定点把握感染症のうち、公衆衛生上その流行現象の早期把握が必要な疾病について、一定の科学的根拠に基づいて迅速に注意喚起することを目的としたものです。

 「警報」とは、大きな流行が発生または継続しつつあることを指します。警報レベルは開始基準値以上で開始し、終息基準値を下回った場合に解除します。

 「注意報」とは、流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと、または、流行の発生後であれば流行が継続していることが疑われることを指します。注意報レベルは基準値以上で発令します。

対象疾患警報レベル注意報レベル
開始基準値終息基準値基準値

インフルエンザ

30

10

10

咽頭結膜熱

3

1

対象外

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

8

4

対象外

感染性胃腸炎

20

12

対象外

水痘

2

1

1

手足口病

5

2

対象外

伝染性紅斑

2

1

対象外

ヘルパンギーナ

6

2

対象外

流行性耳下腺炎

6

2

3

急性出血性結膜炎

1 

0.1

対象外

流行性角結膜炎

8

4

対象外

(注1)基準値はすべて1週間の定点医療機関あたりの患者報告数です。

(注2)「警報レベル」、「注意報レベル」の基準値は、国立感染症研究所感染症疫学センターが過去の感染症発生動向調査データをもとに定めたものです。

手足口病について

 手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。

RSウイルス感染症について

RSウイルス感染症は、毎年、夏の終わりから冬にかけて流行が見られます。RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)によって引き起こされる「かぜ」の一つです。年齢を問わず、生涯にわたって繰り返し感染しますが、成人の場合は鼻かぜ程度の軽い症状ですむ場合が多いのに対して、年齢が低いほど重症化しやすく、肺炎や気管支炎を引き起こすことがあるため、注意しなければならない病気です。

感染性胃腸炎について

感染性胃腸炎とは

 感染性胃腸炎は、様々な細菌、ウイルス、寄生虫が原因でおこる感染症です。年間を通して患者の報告がありますが、例年初冬から増加し始め12月頃にピークを迎えます。12月頃のピークは大半がノロウイルスによるもので、春にロタウイルスが流行し、腸炎ビブリオなど細菌性のものやいわゆる食中毒によるものが夏期の原因になっています。患者年齢は、幼児及び学童期が中心となっています。

嘔吐や下痢・腹痛などを主な症状とするノロウイルスやロタウイルスが主な原因で、保育園や社会福祉施設などの集団生活を行う施設においては、集団発生を起こしやすいです。また、乳幼児や高齢者では下痢などによる脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。

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